オリゴ糖 便秘解消

オリゴ糖が便秘を治すメカニズムとは

オリゴ糖の最も有名な健康効果が、便秘の解消です。
便秘は腸の腐敗を加速させ、腸だけでなく、全身に様々な健康トラブルを引き起こします。
元気に日々を過ごしていくためには、便秘の解消は最優先事項であると言えます。

 

そのため、便秘を治すためにオリゴ糖を摂取している方も多いでしょう。
しかし、オリゴ糖がどのようなメカニズムで便秘を解消するのか、あなたはご存知ですか?

 

今回は、意外と知られていない
オリゴ糖の便秘を治すメカニズムについて分かりやすくお伝えいたします。


便秘を治すために必要な2つの要素

便秘を治すためには、2方向からのアプローチが必要になります。

 

腸の動きを活発にする

一つは、排便自体を促すために腸の動きを活発にする事です。
便秘の方のほとんどは腸の機能が低下して、排便するための原動力を得られていない状態にあります。

 

便の水分量

そしてもう一つの要素が、便の水分量です。
大腸は水分量を調整する機能を有しており、便に適度な水分が残る事で、排便がスムーズに行えます。
しかし、便秘の方は、便の水分量が不足した状態にあり、便が硬くなってしまっています。

 

そのため、いくら腸が蠕動運動で便を押しだそうとしても、便が滑らかに動かずに詰まり、
詰まった便はさらに水分が吸い取られて硬くなってしまうという便秘スパイラルが生じてしまうのです。

 

便秘を解消するためには、腸の動きを活発にする事と便に水分を含ませる事の両方が重要なんですよ。

 

オリゴ糖は腸内に酸性のループを作り出す

 

オリゴ糖は、腸内に酸性ループを作る事で、自然に腸の動きを活性化させると同時に腸内に水を呼び寄せる効果を有しています。
オリゴ糖を摂取すると、これを餌にして腸内の善玉菌が元気になり、活発に乳酸や酢酸などの酸性物質を放出します。
すると腸内は酸性に傾き、酸性環境が大好きな善玉菌は増殖し、酸性環境が嫌いな悪玉菌は繁殖できなくなります。

 

さらには、中立的だった日和見菌までが酸性物質を餌にして酪酸などの酸性物質を放出するようになります。
つまり、オリゴ糖を摂取する事で、腸内細菌による酸性ループが作り出され、腸内は酸性に維持されるようになるのです。

 

酸性ループが腸の動きを活性化する

腸内に酸性ループが作り出されると、これらの酸性物質によって腸壁が刺激され、腸の蠕動運動が活性化します。
また、酸性が強くなると、腸は酸性物質を異物と見なし、これらを排出しようと動きを強めます。
つまり、オリゴ糖は酸性ループを通して、直接的・間接的の2方向から腸の動きを活性化し、排便力を強化するのです。

 

酸性ループが腸内に水を呼び込む

オリゴ糖摂取による酸性ループは、腸の動きを活性化するだけではなく、腸内に水を呼び込む効果も示します。
人間の体内は、生命を維持するために体の中を一定の状態に保とうとする働きがあります。

 

つまり、酸性に腸内が傾くと、その傾きを解消しようと水を腸管に呼び込み、腸内の酸性度を希釈するように働くのです。
すると、大腸内に存在する便の水分量が自然と増え、少しの力で排泄できるようになるんですよ。

 

最後に

オリゴ糖は善玉菌を活性化させる事で、腸内を酸性の環境下にして、便秘を解消します。
つまり、人体に備わった自然な反応を利用して、便を排泄できるようになるのです。

 

薬を用いた便の排泄は一過性のものに過ぎませんが、
オリゴ糖の摂取による便秘の解消は持続性があり、便秘を根本的に改善する事ができるのです。

 

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